8 2004年度 鈴木研究室 創造工学研修


約半年間に渡り,創造工学研修を行ってきました.
学部1年次学生を対象としている本研修は,電子回路で発振器を作り,
その周波数を変えられるようにして,簡単な電子楽器を作ってみるというもの.
複雑な電子音ICを使ったりはせず,トランジスタなどを使った簡単な発振器を作り,
その発振回路を用いて音の高さを変える工夫などをしてもらいました.
そして,約半年間の成果をプレゼンしてもらいました.

使用した部品
トランジスタ,抵抗,コンデンサ,コイル,スピーカ
電池ケース,発光ダイオード,切替スイッチ


完成した電子楽器です↓(順不同)
※ 動画1と動画5は佳作賞を受賞した作品です.

"動画○"の部分をクリックして下さい.
ダウンロードが始まり,映像を見ることができます.

金島泰浩君の作品
☆佳作賞☆

動画1

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積極的にいろいろ調べていたこともあり,予想通
り良い仕上がりでした.自分の意見をしっかり持っていて大
変良かっ たと思います.時間を守ることは心掛けましょう.(担当:姜)


小杉優君の作品
 
動画2

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皆と同じスピーカでは音がならなかったりと,色々
悩み頑張ったと思います.また,既存の回路を工夫修正する
ことで,音の調整を行った点など大変よいものでした.
演奏が行えたらもっと良かったです.(担当:カク)


四倉昇平君の作品
 
動画3

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様々な音程を出すことができる, いい作品に仕上がって
いると思います.音程を変える工夫をもう少し凝らすことができ
れば,さらに良い作品になったでしょう.(担当:吉川)


小原桂二君の作品
 
動画4

コメント
楽器作成の途中で多くのトラブルにぶつかったにも関わらず,よく
頑張って楽器を完成させたと思います.音量もなかなか大きく,演奏を
行うところまで持っていけるとなお良かったです.(担当:藤田)


藤井真治君の作品
☆佳作賞☆

動画5

コメント
発振回路自体は単純なものですが,鉛筆の芯を抵抗にしたの
は考えましたね.これだと自由に音階が変えられ,演奏も思いのまま
で素晴しいものでした.ただ,鉛筆の芯の抵抗をもっと増やした
り,接地させる線をもっと長くすれば更に良かったと思
います.(担当:岡本)


総合コメント
演奏ができた人,できなかった人と様々でしたが,基本的な
素子を用いるだけで様々なギミックを持った楽器が作れるという
ことを身をもって学び,良い経験になったのではないでしょうか.この
研修を通して得た経験や知識を自分の将来に役立て,社会に
貢献してくれることを期待します.(西塔,津村)



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