6.鈴木研究室の時代(1999.8-現在)
 1999年8月,筆者が教授に昇任するとともに,東北大学電気・情報系の習わしにより,本研究室は鈴木研究室と呼ばれることになりました.この年には,上記のように,金助手,斎藤技官との体制で研究が進められました.
 2000年4月になると,1998年に曽根研究室で後期課程を修了し,ATRのMICで2年間ポスドクを努めた西村竜一が助手に就任,また,秋10月には,1997年に曽根研究室の前期課程を修了し日立でエンジニアとして勤務していた坂本修一がやはり助手として着任しました.又,この年には,学生も,4年生4名,前期課程1年生4名,2年生3名,後期課程2名,研究生1名の計14名に増加.受託研究員1名や秘書の佐藤亮子も加わり,研究室は人員的にも大幅に充実されました.秋にはフィンランド国立労働衛生研究所のHeli Laitinen研究員がJSPS研究員として4ヶ月滞在,鈴木研究室初の長期滞在外国人研究員となりました.また, この年には,電子透かしに関する研究が科学技術庁(現文科省)のミレニアムプロジェクトとして,また,等ラウドネスレベル特性に関する研究がNEDOの国際共同研究グラントとして採択となり,研究の士気も高まりました.
 そして現在,21世紀.その姿は,別のページをご覧ください.

参考文献
1)二村忠元先生随筆集(1988.12)
2)ANTENNA 東北大学電気情報系の歴史 (1998.10) ISBN4-9900441-1-


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