2000年11月11日,1が4つも並んだ縁起のよい土曜日,電気系・通研共催の駅伝大会が行われました.
昨年は1チーム,しかも内緒の助っ人を呼ぶという,まさにギリギリの状態での出場でしたが,今年は人数も増え,2チームでの出場です(それがのちに悲劇を呼ぶことになろうとは…).
昨年の20位を上回る好成績を残すため,各自思い思いの練習で(笑)本番に備えました.
そして向かえた大会当日.
悲劇は一本の電話から始まりました.
監督「む,電話だ.うわ,ま,まさか…」
電話の主は,前日,青白い顔をしてみんなに見送られながら早退していった史彦さん.
そう,悪い予感というものは当たるものなのです!
史彦「監督ゴメン,今日出られそうにない…」
当日の朝にメンバー変更という異例の事態.
しかし,ここで静かな水面のごとき笑みを浮かべる(でも内なる炎は燃えたぎっている)西村さんが史彦氏担当予定の3区を引き受けて下さり,ことなきを得ました.
そんなこんなで,2転3転したメンバーは次の通り.
ちょっと冷たい風(走っていると鼻の奥がツーンとするほど)の中,全73チームがいよいよスタートしました.
| Aチーム・鈴木 RUNRUN | Bチーム・team Laitinen |
1区 | 岩田 | 串岡 |
2区 | 鈴木先生 | 鈴木(真) |
3区 | 西村さん | 高橋(晃) |
4区 | 高 | 黒澤 |
5区 | 佐々木 | 木村 |
6区 | 薗田 | 佐々木 |
7区 | 長田 | 薗田 |
8区 | 高橋(秀) | 渡邊 |
9区 | 串岡 | 岩田 |
10区 | 高橋(弘) | 阿瀬見 |
注目の第1走者,岩田は19位と上々の立ち上がり,串岡も31位とまずまずの滑り出し.
1部コースが例年とは違っていて,戸惑った場面もあったようですが,Aチームはみるみる順位をあげ,Bチームも粘り強い走りを見せます.
そして終盤,8区の秀介さんはなんと9位で川内キャンパスに到着.
9区の串岡,もの凄いプレッシャーの中,見事そのままの順位でエース・高橋さんにたすきを渡します.
このままいけば入賞だ!
一方のBチーム10区阿瀬見さん.
「Bチームだし,50番目ぐらいかな〜」と思っていたら,それより20番以上早く9区岩田が到着.
驚きの色を隠せないままのスタートとなりました.
そしてフィナーレ.
Aチーム高橋さんは,地獄の10区で怒涛の追い上げを見せ,入賞どころかなんと6位でゴール!
研究室誕生2年目にして,早くも前身の曽根研時代の最高順位に並びました.凄い!
Bチーム阿瀬見さんは,予定外の(笑)全力疾走となりましたが,見事33位という,全体では半分より遥かに上の好成績をおさめました.
2チームとも全力で頑張り,なおかつ結果も素晴らしく,我々にとって忘れられない良い思い出となりました.
来年は,「新婚旅行で機上の人」坂本さんと,「熱が38度5分も出たよ」史彦さんも復活し,さらなる上位を狙えそうです.
さあ,おでんだおでんだ,ワーイ!
 スタート時.ここでダッシュする奴のなんと多いことか…
 真っ赤な衣装に身を包み疾走する長田さん. 背番号は勿論,10だ
 想像より遥かにきつい,8区の降り坂をかける秀介さん
 同じく渡邊さん.白いTシャツの人の後ろでスリップ・ストリーム
 エース高橋さんの帰還.もちろん右隅の人です
 やったぜ!6位入賞
 二度と10区など走るものか!
 記念撮影
おでんパーティーへ
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