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音響情報システム
研究室と秋田県立大
学システム科学技術学部電子情報システム学科生体情報工学講座および
清水建設
技術研究所
が共同で測定した頭部伝達関数(Head-Related Transfer Function, HRTF)の
データベースについて書かれています.本データベースは,男性被験者3名につ
いて,音源が半径1.2 mの上半球の表面上にあるときの音源から両耳までの音響
伝達関数を測定したデータベースです.また,これらの頭部伝達関数は,音響的
に剛な耳型を挿入して両耳の入口を塞ぎ,その表面上の音圧を計測しているのが
特徴となっています.
全方向をカバーするHRTFのデータベースは,
MIT (Massachusette
Institute of Technology)や
板倉研究室
(名古屋大学)など,数えられるほどですが,バイノーラル再生や聴覚に関す
る研究において,極めて有効な活用が期待できると考えられることから,公開す
ることとしました.

HRTFの水平面方向による3次元プロット
内容
- 測定の概要
- HRTFの測定方法,測定条件について書かれています.お読みいただき,
本データベースの内容を把握くださるようにお願い致します.
- ブロックした耳で測定した頭部伝達関数に
ついて(必ずお読みください)
- 本データベースの特徴である,ブロックした耳で測定した頭部伝達関数に
ついて若干のコメントを記述しております.
- 測定結果のダウンロード
- 現在,調整中です.
- 関連リンク
- 本ページに関連する情報のうち,ネットで参照可能なものへのリンクを
掲載しております.
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